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「餌を考える!その4(つなぎに小麦粉は悪なのか?長文編②)」

2009年11月29日
①観賞魚の世界では、「小麦粉は消化しきれないので栄養吸収効率が悪く魚の内臓に負担をかける」と言われることがあり、
②小型鑑賞エビの世界では「小麦粉由来グルテンは、エビに必要なカルシュウムの吸収を阻害する働きがある」と言われることがあります。
いちなま的解釈で、前回は①についてお話しました。今回は②についてお話します。
エビ団子2

「小麦粉由来グルテンは、エビに必要なカルシュウムの吸収を阻害する働きがあるから、海藻(アルギン酸)をつなぎに使った餌を与えたほうが良い」と聞いたことがあります。

私は餌(熱帯魚、えび用)を発売するに当たって、グルテンがカルシュウム吸収効率を落とす可能性があるから使用してはいけない原料という認識がないです。

なぜなら、小麦粉がカルシュウム吸収効率を落とすなら、海藻粉末(アルギン酸保有)使用の餌も同じことが言えるからです。

【参考までに】
食物繊維はカルシウム吸収を阻害し、カルシウム出納を負にすることが知られていて、精白小麦粉に比べ、未精白小麦粉の方がカルシウム吸収を阻害すると言われています。
小麦ふすま(※小麦ふすまとは、小麦の外側の茶色い部分で白色の内側が小麦粉になります)にはフィチン酸が多く含まれており、これがカルシウムと結合して、不溶性の化合物を形成し、カルシウムの腸管吸収を阻害するのではないかと考えられています。このほか、野菜や果物に含まれるセルロース、ウロン酸、アルギン酸、蓚酸がカルシウムの吸収を阻害すると言われています。

厳密に考えると、小麦粉由来グルテンも、アルギン酸使用(海藻のねばねば)も、両方ともカルシュウム吸収を遅らせるので、吸収を遅らせないつなぎとして残るのは、アルファ化した炭水化物由来成分(デンプン)だけになってしまいます。
極練
極練をねってみた

当社の製品では、「極練」がアルファ化した炭水化物由来成分を使用してるのでカルシュウム吸収効率は落とさないです(カルシュウム吸収効率を落とす成分を混ぜた場合は?ですが)。
※だからと言って、極練が一番とは思っていません。それぞれに長所、短所があると思います。使い分けが大事です。

極餌肉(小麦粉使用)・草(小麦粉使用)・匠(小麦粉使用)・恵(アルギン酸使用)・恵棒(アルギン酸使用)もそれぞれ小麦粉orアルギン酸を使用していますが、良い結果を出しています。

ただ、いずれも量的なバランスの問題であり、適量の摂取のうえにカルシウム摂取に心がけることが肝要であると思います。極餌恵はカルシュウム吸収を阻害する、アルギン酸を含んでいますが、実際に脱皮促進効果や増進効果、さらには抱卵促進効果も有り、使用された方々には非常に評判の良い商品です。

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