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アンモニア!亜硝酸!どちらが恐怖?その②(本題)

2009年12月26日
アンモニア!亜硝酸!どちらが恐怖?その①の続きです。

アンモニア>亜硝酸>硝酸塩 の順に害の少ないものに変えると書きましたが、淡水魚飼育の場合は、状況が変わります。弱酸性(PH7以下)環境ですと、アンモニアは「アンモニウムイオン」になり、硝酸塩並みに魚に害を与えづらい物質に変化します。弱酸性(PH7以下)で飼育する場合、最悪の敵は「亜硝酸」です。亜硝酸の化学式は「NO2」で酸素の化学式が「O2」です。Nが無いだけですw 生体が呼吸で体内に酸素(O2)を取り入れたとき、ヘモグロビンが「NO2=亜硝酸」を「O2=酸素」と間違えて取り入れてしまう為、酸素を必要としている組織に酸素でなく亜硝酸が運ばれてしまいます。その結果、細胞が酸欠状態を起こして壊死してしまいます。
この現象は特に、ひれ先などに顕著にみられ、病気でもないのに、ひれが溶けるような状態を見たことがある方も居るのでないでしょうか?
※硝酸塩は化学式がNO3で亜硝酸のNO2に似ていますが、酸素のO2とは別物で物質も大きいので硝酸塩をヘモグロビンが間違えて取り入れて運ぶことは無いです。

淡水水槽を何も処理(種水添加等)しないで立ち上げた場合、水が出来ていないから生体が死んだ=アンモニアが原因と思い違いしてる方がいますが、実はアンモニア「淡水下では比較的害の少ないアンモニウムイオン」ではなく、酸素に擬態wした、「亜硝酸」が犯人です。

亜硝酸は通常、立ち上げ1週間目から少しずつ発生し、2週間目に最大に達します。この期間に死亡する原因は、殆どが亜硝酸によるものです。

クマノミとイソギンチャク
一方、海水魚の飼育は事情が異なります。海水は、PH8以上のアルカリ性の水ですので、アンモニアがアンモニウムイオンに殆どなりません。淡水では、あまり問題とならなかったアンモニアを初めから意識する必要があります。

淡水魚飼育から海水魚飼育を始めた方が、パニックになる原因です。もう淡水魚(PH7以下)飼育の頭で、「種水処理したし、じきに濾過が完璧に立ち上がれば大丈夫、死ぬことは無い」・・・大変な思い違いです。
ただでさえPHがアルカリ性のときは、バクテリアは立ち上がりが遅く、まして「アンモニウムイオン」の助けもありません。海水魚飼育のときは、濾過をとにかく熟成させて、アンモニア、亜硝酸が出ない状況を作ってください。
淡水は、試験で亜硝酸が出なければ大丈夫ですが(アンモニアはアンモニウムイオンに変化してるので)、海水は試験でアンモニアが出たらOUTです。

まとめると、新規水槽を立ち上げるときは、種水を使用して、濾過を早期に完成させるです。言ってることは数十年前から同じですw あと、水槽で何か事件が起きたときは、基本は水換えが最善の対処方法と思っています(状況にもよりますが)。

※余談ですが、浄水器を通した水は良いのですが、水道水を沸騰させた湯冷ましは、水槽に使用はご法度です。無酸素状態で有益な菌もいない、精製水に近い状態です。これで立ち上げると余計に苦労がさらに増えます。
ボイラーのお湯はさまざまな意見があります。(ボイラー配管には銅管を使っているので)、
ボイラーの温水を使用していておかしいな?と思った場合は、使用を考えたほうがいいかもしれません。
銅の青錆(緑青)は、昔は猛毒といわれていましたが、現在は「過剰に摂取しない限り毒性は低い」とされています。

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