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シュリンプとカルシウムの関係

2009年12月27日
カルシウムやミネラルは、甲殻類にとても大切です。成長や繁殖に欠かせない成分です。
また、甲羅を厚くすることで、色の表現もはっきりして美しさが引き立ちます。
※確かに血筋で色が濃い個体(バイオミネラリゼーションが盛んで、カルシュウムの結びつきが多い固体)もいます。
ブラックダイヤゴールデンアイ
ブラックダイヤを例にとりますと、真っ黒なメス固体が、抱卵することによって体色がさび色に退色します。これは抱卵することにより体に取り込んでいたカルシュウムを消費したために退色したと考えています。レッドビーも同じで、抱卵すると特に白色が退色した個体を見られたことがある方も多いと思います。
シュリンプは、抱卵時や脱皮時に、甲羅(殻)から貯めこんでいたカルシウムを一部取り出して活用します。
それによって、甲羅(殻)が薄くなり、退色(色抜け)現象が起きます。
レッドビーわらわらw
エビの殻を構成してる主な成分は、「カルシウム等の塩類(約40%)」「キチン(約30%)」「タンパク質(約30%)」と言われています(一般的なエビの構成ですが、殆どのエビが同じような数値の様です)。
殻に含まれるカルシウムは、「炭酸カルシウム」という形で存在していて、エビによる「バイオミネラリゼーション」によって、殻に閉じこめられたものです。

※Q:バイオミネラリゼーションて何?
A:生物によって鉱物が作り出される事を言い表した言葉です。
人間で言うと、骨、歯が「バイオミネラリゼーション」によって出来たものです。
また、貝から取れる宝石の真珠(生態鉱物)なども、「バイオミネラリゼーション」によって出来たものです。
レッドサンダーシュリンプ
エビなどの甲殻類は脱皮と殻作りを繰り返して成長します。その時に、二酸化炭素を吸収し、水に溶けない炭酸カルシウムの殻を作るのです。
エビは脱皮する直前に殻から一部のカルシウムを胃の中に胃石としてため込み、二酸化炭素を固定化した殻を脱ぎ捨てます。そして脱皮のあとに胃石を溶かし、さらに身の回りの水からもカルシウムと二酸化炭素を吸収して再び炭酸カルシウムの殻を作りまます。
※胃石の成分は、主に炭酸カルシウムで不溶性有機基質の70~80%はキチンだと言われています。
二酸化炭素を、植物の行う光合成とは別の方法で、体内に取り込んでいる(固定する)生物が、エビなどの甲殻類や、サンゴ、貝類です。光合成とは違うので、酸素を作ったりはしません>< ・・・誤解なきように。
ブラックサンダーシュリンプ
「Q:えびはカルシュウムのみで吸収可能ですか?」
いちなま的A:エビがカルシウムを吸収する際に、人間や爬虫類に見られるビタミンDの助けを借りているかと言うと、水生生物の多くはこのような吸収の仕組みを持っていないと考えています。
水生生物は、水の中に溶けているカルシウムを積極的に利用していることが知られています。観賞魚業界でも、10年以上前に、魚にカルシウムを与えて成長促進をするという取り組みが行われたことがありましたが、餌から取らなくても水から十分取れるということで、決着した事がありました。
レッドシャドー
魚をはじめ甲殻類は、水そのものからカルシウムを吸収する仕組みを持っているので、極白が溶けた飼育水も有効に働くわけです。勿論、餌から摂取する仕組みもあります。「極シリーズ」では粉と液のラインナップがあるのも上記理由です。

重要なことは、生命を維持するのに必要なカルシウム量と見た目の綺麗さを発揮するカルシウム量は違います。皆様の目的に合わせてカルシウムの添加量を調整してください。
レッドシャドー

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